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吉田正尚 メジャー初の1試合2死球で球場騒然 6回は152キロが腰骨に直撃してもん絶 プレーは続行

スポニチアネックス / 2024年9月7日 10時15分

6回、腰骨に死球を受け表情をゆがめるレッドソックス・吉田(AP)

 ◇ア・リーグ レッドソックス3―1ホワイトソックス(2024年9月6日 ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が6日(日本時間7日)、本拠でのホワイトソックス戦に「5番・DH」で先発出場。メジャー初の1試合2死球を受けてもん絶する場面があった。吉田はフル出場して2打数無安打も、チームは3―1で勝利し連敗を5で止めた。

 第1打席は中飛に倒れた吉田は、4回無死一塁からスライダーが左足親指付近に当たり、ベンチのトレーナーらを制止して一塁へ歩いた。6回2死走者なしからは94.2マイル(約151.6キロ)速球が腰骨に直撃。この試合2度目の死球に球場も騒然となった。この時ばかりはアレックス・コーラ監督やトレーナーが心配そうにベンチから飛び出し、吉田は何度もしゃがみ込むなど、苦しそうな表情を浮かべた。

 その後もプレーは続行したが、チェンジになった後も痛みで表情をゆがめるなど、今後への影響が懸念される。実況も「日本語では“痛い”と言います」と吉田の表情を映しながら伝えた。

 メジャー1年目の昨季は7死球だったが、今季はこれでチーム最多の12死球となった。

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