巨人・丸佳浩「何とか流れを変えたいと」値千金の“打ち直し”同点11号ソロ 井上の黒星を消す

＜巨・D＞6回、ソロ本塁打を放ちポーズする丸（撮影・白鳥　佳樹）

　◇セ・リーグ　巨人―DeNA（2024年9月7日　東京D）

　巨人の丸佳浩外野手（35）が7日のDeNA戦（東京D）で値千金の同点11号ソロを放った。

　「1番・中堅」に入って先発出場。0―1で迎えた6回だった。

　2死走者なしで入った第4打席。この回からマウンドに上がった相手4番手右腕・伊勢がフルカウントから投じた7球目、真ん中付近にきた150キロ直球を逃さず、右翼スタンド中段に叩き込んだ。

　丸の本塁打は8月13日の阪神戦（東京D）で相手先発右腕・才木から右中間へ放った初回先頭打者弾以来17試合＆25日ぶりとなる今季11号。1ボールからの2球目には右翼ポール際への大飛球が惜しくもファウルとなっていたが、きっちり打ち直した。

　巨人は先発左腕・井上が初回に1点先制を許すも、6回4安打1失点と好投して降板。この回は先頭の門脇が四球で出塁するも井上の代打・増田大のバスターエンドランが投ゴロ併殺打に終わって2死走者なしとなり、丸に打席が回っていた。

　初回、3回、5回と満塁の好機が3度もありながら、いずれもあと一本が出ず、5回まで10残塁で無得点に終わっていた巨人打線。ようやく1点をもぎ取り、まずは井上の黒星を消した。

　▼丸　何とか流れを変えたいと思っていました。まずは同点に追いつけて良かったです。