パリ五輪体操男子団体金メダルの萱、橋本、谷川が始球式 軽やかバック転で登場に場内大歓声

＜ロ・楽19＞セレモニアルピッチの前に華麗な体操の動きを見せた萱（撮影・西海健太郎）

　パリ五輪体操男子団体で金メダルを獲得した萱和磨（27）、橋本大輝（23）、谷川航（28）が7日、ロッテ－楽天（ZOZOマリン）の試合前に行われた始球式に登場した。

　ホームタウン・千葉の魅力を紹介するイベント「ALL　FOR　CHIBA　FES」のイベントの一環。

　萱は千葉市、橋本は成田市、谷川は船橋市とそれぞれ千葉県生まれであることから、今回の始球式が決まった。

　3人はそれぞれ誕生日の背番号のユニホームを身にまとい、体操の技を披露しながら登場。藤岡、中村奨、益田が捕手役を務め、同時に投球した。

　球団広報によると、3選手が紹介時に披露した技は、萱が「ロンダートからの宙返り」、橋本が「ロンダートからの一回捻り宙返り」、谷川が「ロンダートからのバック転、バック転、宙返り」。

　最後に3人を代表して萱が「本当に光栄です。僕は子供のころ幕張に住んでいて、このZOZOマリンスタジアムで始球式をやりたいと思っていたので、実現したことを光栄に思います。ありがとうございます。野球はロッテ、体操はセントラルスポーツとなれるよう頑張ります」と所属先もアピールしながら感謝した。