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巨人・オコエ瑠偉が劇的サヨナラ弾「来年ティファニーのアンバサダーをいただけるような活躍を」

スポニチアネックス / 2024年9月7日 19時53分

<巨・D>12回、サヨナラとなるソロ本塁打を放ちグータッチをかわすオコエ (撮影・白鳥 佳樹)

 ◇セ・リーグ 巨人3―2DeNA(2024年9月7日 東京D)

 巨人のオコエ瑠偉外野手(27)が引き分け寸前の延長12回、2死走者なしの場面で自身初となるサヨナラ弾を放ち、チームの首位を守った。

 2―2のまま迎えた延長12回だった。得点できなければ引き分けとなるこの回も2死走者なしと追い詰められたが、途中出場していたオコエはこの土俵際で相手8番手右腕・佐々木の初球を左中間スタンドへ叩き込んだ。

 あまりに劇的な、優勝争いのなかで飛び出した値千金のサヨナラ2号ソロ。2015年ドラフト1位で楽天入りし、第1回現役ドラフトを経て昨季から巨人入りしたオコエだが、プロ9年目で自身初のサヨナラ打がサヨナラ弾となった。

 オコエの本塁打は8月1日の阪神戦(甲子園)で相手先発右腕・ビーズリーから中越え1号ソロして以来37日ぶりとなる今季2号。本拠・東京ドームでは移籍後2年目で待望の初アーチとなった。

 試合後、お立ち台に上がったオコエはさすがに満面笑み。スタンドから大歓声が降り注ぐなかでインタビュアーから祝福を受けると「ありがとうございます」とまずは応じた。

 感触について聞かれ、「ちょっと詰まってたんで。どうかなと思ったんすけど。ちょっとビビりながら走りました」と笑顔で明かすと、スタンドからは笑い声も。そして、「常に自分の回ってくるシチュエーションを考えながら、できることをしっかりやろうと」と打席に入る時の心境について語った。

 プロ初のサヨナラ弾については「ありがとうございます。うれしいです」と短く一言。「自分自身もプロ9年目で、優勝争いっていうのも初めて経験している最中なんで。ファンの方々もチームと一緒になって戦ってくれているんで、自分も負けじとチームの戦力になれるようにと思って頑張っています」と控えめに胸を張った。

 オコエの劇弾に珍しく興奮してベンチを飛び出し、何度も歓喜のジャンプを繰り返していた阿部慎之助監督(45)は「冗談でね。“一発狙って来い!”って言ったんですけど。ホント、打ちましたね…はい。僕も我を忘れてベンチから飛び出してしまいました」と喜びを隠せず、「練習では3億円プレーヤーくらいのバッティング練習をしているからね(笑い)。やっと打ってくれたね。一番いいところでね」と感謝。

 また、この日は球団創設90周年を記念し、世界的高級ブランド「ティファニー」とのコラボで特別ユニホームを着用しての一戦。お立ち台の最後にファンへ向けた一言を求められると、オコエは「きょうはティファニーコラボだったんですけど、来年ティファニーのアンバサダーをいただけるような活躍をできるように、優勝目指して頑張りたいと思います!」と高らかに宣言し、スタンドからさらなる歓声を浴びていた。

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