大体大が逆転勝利 4番・弓埜が“師弟関係”7年目の松平監督の期待に応えるV打
スポニチアネックス / 2024年9月7日 20時28分
◇阪神大学野球 大体大8―3関西国際大(2024年9月7日 大阪市南港中央球場)
大体大が4番の一打で逆転勝ちに成功した。1点を追う5回に同点とし、なおも2死満塁で4番・弓埜(ゆみの)祥太郎内野手(4年=履正社)が決勝の2点適時打を放った。
「簡単に追い込まれて、やばいなと思ったんですけど。なんとか粘って打ちました」
粘りに粘った。相手の先発左腕・寺井恵太に2球で2ストライクに追い込まれたが、3球目にボールを選んで4球目をファウル。5球目に2ボール目を選ぶと、さらに2球をファウル。球場には2人の真剣勝負が紡ぎ出す異様なムードが漂った。8球目でフルカウントになると、さらに2球ファウルにし、11球目の直球を左前に運んで2者を迎え入れた。
「真っすぐが来ても ファウルにできるかなって感じたんで。だけど、最後に真っすぐがインコースに来て、びっくりしたんですけど、打ててよかった」
弓埜にとって、今春にコーチから昇格した松平一彦監督は、履正社高の部長時代から7年目の“師弟関係”となる。指揮官は「あいつには申し訳ないですけど、たまたま僕が異動するタイミングと彼の大学入学が一緒だった。これも縁なので。いろいろ支えてもらいながらやっています」と笑う。
弓埜は今夏のオープン戦で5番を打つこともあったが、開幕戦で4番を託してもらったことを意気に感じての一打でもあった。
「高校の時は4番とか、そういう存在じゃなかったんですけど。ここに来て、任された時はチャンスで期待に応えられるように、と思っている」
自らの働きに胸を張った。さらに「自分の長所は積極的に振っていくこと。今までやってきたことを最後まで発揮できるように頑張りたい」と大学野球最後のシーズンに懸ける思いを口にした。
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