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武居由樹“薄氷”判定初防衛も元世界王者3人は高評価!畑山隆則氏「この1戦で生き残ったのはデカい」

スポニチアネックス / 2024年9月7日 21時4分

<ダブル世界戦 武居・比嘉>4回、比嘉(右)を攻める武居(撮影・島崎 忠彦)

 ボクシングの元世界王者、渡嘉敷勝男氏(64)、竹原慎二氏(52)、畑山隆則氏(49)が7日までにYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」を更新。3日に開催されたWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)と同級1位で元WBC世界フライ級王者の挑戦者・比嘉大吾(29=志成)の一戦を振り返った。

 この試合は戦前からKO決着の声が多かったが、実際には一進一退の激闘が続く名勝負となった。その中で11回に武居はスリップ気味ではあったが、比嘉の左フックでダウン喫した。しかし12回には逆に武居が攻め続けた。判定は115―112、114―113が2人の接戦で王者が初防衛に成功した。

 薄氷な防衛となった武居について元世界王者3人とも「この試合でレベルアップした」と口をそろえた。特に12回の巻き返しを高く評価した。竹原氏は「武居くんよく頑張りましたし、お互い良いパンチが入っていた。ダウン取られた後の12Rは“ぶっ倒してやる”という気持ちで凄い手が出てた」と語った。

 畑山氏は「武居くんも回復力が早かった。それも練習の賜物だと思う。僅差の試合で勝っていくと実力もあがっていく。この1戦で生き残ったのはデカい」と評価した。

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