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巨人・井上温大「いつも野手の方に点を取ってもらっているので、今日は自分が抑える番だなと」

スポニチアネックス / 2024年9月7日 21時24分

<巨・D>巨人先発の井上(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 巨人3―2DeNA(2024年9月7日 東京D)

 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が7日のDeNA戦(東京D)で今季12度目の先発登板。打線の援護に恵まれず今季8勝目を逃したものの、6回4安打1失点の好投でチームの勝利に貢献した。

 初回、2死一塁で4番・オースティンに高めに浮いたフォークボールを左中間への適時二塁打とされて先制を許したが、失点はこれだけ。2回以降は二塁も踏ませず、4回から6回は一人の走者も出さない好投だった。

 打線の援護なく、0―1の6回に代打が出されて降板。だが、この回、丸に同点の11号ソロが飛び出して井上の黒星は消滅した。チームは2―2で突入した延長12回、オコエのサヨナラ2号ソロで劇的勝利を飾っている。

 井上との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――投球を振り返って。

 「三振もイニングと同じくらい取れてたんで、全体的に凄いいいピッチングができたなと思います」

 ――チームがチャンスで点を取れない状況が続く難しい展開。

 「いつも野手の方に点を取ってもらっているので、今日は自分が抑える番だなと思って、マウンドに上がっていました。点を取れなくてもピッチャー側が我慢して、何とか得点につなげようと」

 ――初回に点を取られてからの切り替え。

 「やっぱりいい打線なので、1点、2点は取られるなと自分のなかで思っていたので、全然そこは動揺せずに次の回もどんどん投げることできました」

 ――交代の時に阿部監督からペチンと。どんな声かけを。

 「ベースカバーいけよ、と」

 ――阿部監督の言葉をどう受け止めているか。

 「自分のために厳しいことも言ってくれて、いろんな細かいところまで見てくれて、そういうことを言っていただいてるのでありがたいと思います」

 ――6月から負けなし。自信も。

 「自信にはなっているのですけど、負けとか勝ちとかは自分で操作できない部分もあるので、ピッチャー側はもう何とかゼロに抑えたりとか、最少失点に抑えるっていうのを心がけて投げるようにしています」

 ――最後は横川が締めて白星につなげた。

 「若い人たちがもっともっとチームを引っ張ってもいけるように。もっと今以上に、いいピッチングをしたりとかすることでチームの勝ちにつながると思うので、そういう選手になりたいなと思います」

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