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中野幹土が初タイトルに涙「もっといいベルトを取ります」

スポニチアネックス / 2024年9月7日 21時26分

OPBF東洋太平洋フェザー級のタイトルを獲得し涙を流す中野(左)

 ◇OPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦12回戦 東洋太平洋1位・中野幹土(帝拳) 4回34秒KO 同級14位ブリックス・ピアラ(フィリピン)(2024年9月7日 後楽園ホール)

 OPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦は中野幹土(29=帝拳)がブリックス・ピアラ(22=フィリピン)を4回34秒でKOし初のタイトルを獲得した。中野は11戦11勝(10KO)。

 序盤こそ慎重な入りだったものの、2回からは左右のボディーで追い込んでいく。3回終了間際で左ボディーで最初のダウンを奪い、4回が始まると前に出てボディーでとどめを刺した。

 初ベルトを手にしリングで「ベルトに触ってこなかったが、きのうフェースオフでちょっと触ってしまった。でもベルトを獲れてうれしい」と笑顔。そして実感があふれたのか、大粒の涙を流して男泣きした。

 6年目で初のタイトルに「一生懸命やってきた。初めてベルトが獲れたが、もっといいベルトを獲れるように頑張ります」と頭を下げた。

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