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日本人独占バンタム級…防衛戦決まらないIBF王者・西田凌佑に畑山氏「日本人と統一戦やりたいんでしょ」

スポニチアネックス / 2024年9月7日 21時32分

バンタム級を独占した日本人世界王者たち。(左上から時計回りに)WBC王者中谷潤人、WBA王者井上拓真、WBO王者武居由樹、IBF王者西田凌佑

 ボクシングの元世界王者、渡嘉敷勝男氏(64)、竹原慎二氏(52)、畑山隆則氏(49)が7日までにYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」を更新。黄金階級であるバンタム級について語る場面があった。

 井上尚弥が統一後返上したバンタム級戦線は、今年5月4日に西田凌佑がIBFのタイトルを奪取し、その2日後の6日に武居由樹もWBOの王座に君臨。同じ日に防衛に成功したWBAの井上拓真、WBCの中谷潤人と主要4団体のベルトを日本人ファイターが独占している。

 WBO王者の武居が3日に元WBC世界フライ級世界王者・比嘉大吾(志成)に判定勝利を収めて初防衛を果たした。10月13日にはWBA王者の拓真が堤聖也(角海老宝石)と防衛戦、翌日14日にはWBC王者の中谷が同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(30=タイ)との防衛戦が決定している。

 現状について畑山氏は「日本のお家芸的階級。本当に日本の強い選手がたくさんいる。ボクシングファンも世間も日本人同士で戦うのも納得ですよね」と言及した。

 5月以降、IBF王者・西田の防衛戦がなかなか決まらない状況に、畑山氏「西田は金になるから日本人と統一戦とかやりたいんでしょ」と口にした。さらに「本当は天心とかやりたいんじゃない?だから待ってるんでしょ。天心とやるんじゃない?」と話した。

 “キックの神童”那須川天心は10月14日にボクシング転向5戦目で初タイトル戦となるWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦に臨むことが決定している。WBO初防衛を果たした武居も「K-1時代から戦いたい気持ちはあった」と那須川との対戦を熱望している。

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