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阪神・大山 初回に適時打、9回には2ランで6年連続60打点突破「手応えはアレでしたけど」

スポニチアネックス / 2024年9月8日 5時18分

<ヤ・神> 9回、2点本塁打を放った大山はナインとタッチを交わす (撮影・須田 麻祐子)

 ◇セ・リーグ 阪神6-0ヤクルト(2024年9月7日 神宮)

 阪神の「始めと終わり」両方に、大山が絡んだ。初回は森下の先制打の後、なお1死二塁から中前適時打。高橋の外角チェンジアップにうまく対応した技ありの一打で、リーグトップの得点圏打率を・366に上げた。9回は左腕・田口から2ラン。144キロ直球をおっつけ、右翼フェンスをギリギリでオーバーさせた。3打点を加えた61打点に伸ばし、6年連続60打点も突破した。

 「手応えはアレでしたけど、結果なので。あそこで2点を取れたのは、大きかった」

 2回以降は無得点に抑えられていただけに、たとえ会心の当たりではなくても喜びは大きい。7回の右前打を合わせて4度目の猛打賞。中堅から右方向の打球を3本並べ、岡田監督から「自然というかな、逆らわんと打ってるということやろ。練習の時からそういう感じで打ってるもんな、右の方に」と高評価をもらった。

 「中盤に取れるチャンスがあったのでそこで点を取れればもっと楽になっていた」。勝ってかぶとの緒を締めるところが大山らしい。

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