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日本ハム・加藤貴 自身初5連勝 幻惑フォームで打者のリズム外し7回1失点 キャリアハイの9勝目

スポニチアネックス / 2024年9月8日 6時4分

<日・オ>ポーズを決め写真に納まるマルティネス(左)と加藤貴(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム5-1オリックス(2024年9月7日 エスコンF)

 マウンドでの無表情も、冷静な口ぶりもいつもと同じ。だが、今年の日本ハム・加藤貴はひと味違う。先発し7回6安打1失点と好投し、プロ9年目でキャリアハイの9勝目。投球回数を145回2/3に伸ばし、21年から4年連続で規定投球回をクリアした。

 「変わらず初回から全力で投げようと思っていた。自分の勝利もうれしいが、チームが勝てたのが良かった」

 立ち上がりこそ2回までに41球を要するなど苦戦。だが、3回以降は無走者の場面でもクイックモーションを織り交ぜるなど、打者のリズムを外して復調した。今季から取り組む“幻惑フォーム”で自身最多の5連勝を挙げ、「しっかり修正できた」と語った。

 昨年11月に国内FA権を行使せず、4年総額12億円の大型契約で残留。一層、責任は増した。「大したことない成績だったら誰も認めてくれない。今年だけではない。まだ試合があるので、欲を出していけたら」と初の2桁勝利も見据えた。

 これでチームは4連勝。リーグ優勝を果たした16年以来、新庄政権最多の貯金「15」となった。当時新人ながら30試合に登板し7勝を挙げた左腕は「点を取られても取り返してくれる。今のチーム状況に似ているかな」と重ね合わせた。

 16年は最大11・5ゲーム差をひっくり返した。7月8日時点で最大15ゲーム差あったが、ソフトバンクが敗れたため、7ゲーム差まで縮まった。加藤貴は言う。「うちが負けなければいい話なので。粘り強くやっていけば、勝ちにつながると思う」。奇跡の逆転優勝へ、8年前の再現を狙う。(清藤 駿太)

《マル3戦ぶりアーチ 3安打3打点3得点》 マルティネスが全5得点に絡む活躍を見せた。2回1死から先制の口火を切る中前打。4回先頭では四球で出塁し、伏見の適時二塁打で2点目のホームを踏んだ。さらに5回1死一、三塁では左翼2階席へ特大の13号3ラン。7回には左前打と3安打3打点3得点と躍動した。前日は9回2死満塁から代打でサヨナラの押し出し四球を選んでお立ち台へ。「今日はバットを振ってお立ち台に上がれた」と喜んだ。

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