1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. ゴルフ

阿部未悠 メジャー初V“撮る” 首位と4打差3位浮上で副賞カメラに色気「凄く欲しい」

スポニチアネックス / 2024年9月8日 4時46分

<ソニー日本女子プロ選手権3日目>17番、ティーショットを放つ阿部未悠(撮影・会津 智海)

 ◇女子ゴルフツアー ソニー日本女子プロ選手権3日目(2024年9月7日 沖縄県 かねひで喜瀬CC(6670ヤード、パー72))

 6打差5位から出たツアー1勝の阿部未悠(23=ミネベアミツミ)が6バーディー、1ボギーでこの日ベストの67と伸ばし、通算12アンダーの3位に浮上した。首位とは4打差。野生動物などの写真撮影を趣味に持つ23歳が、初のメジャータイトルと副賞のソニー製カメラ一式の両獲りを狙う。今季5勝の竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が69で回って通算16アンダーで単独首位を維持し、完全Vでのメジャー初優勝に王手をかけた。

 阿部の気迫に押されるように、6メートルのバーディーパットが最後のひと転がりでカップに吸い込まれた。17番で6つ目のバーディーを奪い、この日ベストスコア67のチャージ。23歳はメジャー初タイトルに加え、副賞に熱視線を送っている。

 「“にんじん”ぶら下がっていますね、完全に(笑い)。メジャーを獲りたいのはもちろんだけど、凄くカメラ欲しいなって」

 1番で5メートルのチャンスを沈め、6、13番ではともに3メートルのバーディーパットを決めた。まずは2メートルの短い距離からグリーンスピードを確認して感覚を合わせ、長い距離へと「旅に出る」のが阿部流の練習方法。この日のパット数はわずか27。南国特有の芝のグリーンを攻略できている。

 野生動物の撮影が趣味で「ネーチャー系カメラマン」として知られる23歳は、前夜祭会場に展示された副賞に目を奪われた。今年からソニーグループが大会特別協賛となり、同社のカメラ、レンズなど計14点セットが副賞に用意されていたからだ。「現場に来ているカメラマンさん、ソニーさん(のユーザーが)多いじゃないですか。だからめっちゃ気になってて」。4月に初優勝した富士フイルム・スタジオアリス女子も趣味に縁のある大会。今回も「縁があってほしいな」と虎視眈々(たんたん)だ。

 もちろん、何より欲しいのは日本女子プロNo.1の称号。「なんかメジャーチャンプってカッコ良くないですか?特別感がある」。初のメジャータイトルと自身4台目のカメラゲットへ、絵になるフィナーレを目指す。(中村 文香)

 ◇阿部 未悠(あべ・みゆう)2000年(平12)9月27日生まれ、北海道恵庭市出身の23歳。福岡・第一学院高卒業後、21年に2度目のプロテストで合格。曲がらない1Wが武器で、昨季のフェアウエーキープ率3位(75・6477%)。趣味は動物などの写真撮影でオフにはフクロウを撮るために4時間歩いたことも。1メートル55。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください