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6連勝でドジャースを抜いて勝率6割台復帰のフィリーズ チームMVPはユニークな1番打者シュワバー

スポニチアネックス / 2024年9月8日 8時9分

フィリーズのシュワバー(AP)

 大リーグ公式サイトのベテラン記者マイク・ルピカが、フィリーズのカイル・シュワバーについて「彼のような一番打者はこれまで存在しなかった」と報じている。

 ホームランを打ち、四球を選び、三振も多いシュワバーは、少しベーブ・ルースに似た体格でカブス時代には「ベーブ」と呼ばれることもあった。フィリーズのロブ・トムソン監督に尋ねると「ジャイソン・ジアンビの全盛期を思い出させる。四球を選び、長打率が高いところが似ている」と言う。通算440本塁打で、四球数でシーズン1位に4度なっている。通算出塁率は・399、長打率は・516だった。

 昨年、シュワバーは一番打者として、最も興味深い数字を残した。打率が.197で215三振を喫したが、同時に126個の四球を選んだ。つまり、341回の打席ではボールを打つことはなかったが、それでも47本塁打、104打点、108得点で、出塁率は.343だった。

 今シーズンは打率が.249まで上昇。ホームランは33本で、92打点。172回三振し、96回四球を選び、出塁率は.371。フィリーズが今の位置にいる理由は、彼なしには考えられない。トムソン監督は「シュワバーとジアンビの違いは、シュワバーがリードオフを務めていること。しかし、シュワバーはジアンビと同じようにストライクゾーンをコントロールする」と指摘する。

 頼りになる素晴らしい打者だから人気がある。フィリーズはブライス・ハーパーのチームだが、シュワバーもスターであり、ヒーローだ。シュワバーは「最も重要なのは、焦らないこと。どんな瞬間であっても冷静に」と言う。ナ・リーグのMVPは大谷翔平かメッツのフランシスコ・リンドアが有力だが、フィリーズのMVPは間違いなくシュワバーだとルピカ記者は指摘している。

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