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30球団最強ガーディアンズブルペン 守護神クラセ防御率0.69でサイ・ヤング賞投票上位に入る可能性も

スポニチアネックス / 2024年9月8日 8時41分

ガーディアンズのクローザー、エマニュエル・クラセ(AP)

 ガーディアンズのクローザー、エマニュエル・クラセ(26)は、今季65試合に登板。65回1/3イニングで防御率0.69、WHIP0.66、56個の三振を奪い、8四球しか与えていない。45回のセーブ機会のうち42回を成功させている。この調子を維持すれば、ア・リーグのサイ・ヤング賞投票で上位5位に入る可能性がある。

 大本命はタイガースの先発左腕タリク・スクバルで、そのあとにマリナーズのローガン・ギルバート、オリオールズのコービン・バーンズと先発投手が続くが、その次に入るかもしれない。もし5位以内に入れば、リリーフ投手では2017年のナ・リーグ、ドジャースのケンリー・ジャンセン以来だ。ジャンセンはその年3位票を2個、4位票を5個、5位票を6個獲得で、22ポイントだった。

 ガーディアンズはクラセがいることで、ブルペンの防御率2・76は30球団でトップ。しかしながら先発投手陣は4・56で24位と強くない。イニング数でも24位にランクしており、ブルペンの負担は大きい。おかげでブルペンの防御率も過去30日間に限ると3.27と悪化している。

 今季81勝60敗でア・リーグ中地区の首位を走るガーディアンズだが、弱点は優れたブルペンに過度に依存していることかもしれない。

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