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【相撲世界ジュニア選手権】最強日本!高校横綱の西出ら8人全員が金メダル 団体戦は男女ともに完全優勝

スポニチアネックス / 2024年9月8日 9時5分

世界ジュニア相撲選手権で18連覇を達成した男子団体メンバー(前列左から)軽量級の田島徳文、中量級の三橋条ノ真、重量級の麻田遥人(後列中央は)無差別級の西出大毅(4日撮影)

 世界相撲選手権大会が7日、ポーランド・クロトシンで開幕した。大会第1日はジュニア(U―18)の部とシニアの部団体戦1回戦が行われた。

 ジュニアの部には日本から男女各4階級ずつの計8人が出場し、全員が金メダルを獲得して見事世界一に輝いた。団体戦も男女ともに日本が制した。

 男子軽量級(80キロ未満)は、全国高校選抜大会80キロ級優勝の田島徳文(岐阜農林高3年)が、初めての世界の舞台で頂点に立った。決勝は、ハンガリーの選手と投げの打ち合いになり、右からの上手投げで競り勝った。女子軽量級(60キロ未満)は、津谷奏夏(秋田・大館鳳鳴高3年)が初出場で優勝。決勝は、もろ差しからの右下手投げでウクライナの選手を破った。

 男子中量級(100キロ未満)は、三橋条ノ真(鳥取城北高3年)が昨年に続いて出場。低い体勢でじっくり攻める相撲で勝ち進み、決勝はブラジルの選手を左でいなしてからの送り出しで退けて2連覇を達成した。女子中量級(75キロ未満)は、岸本はな(静岡・飛龍高2年)が初出場で優勝。相手をよく見ながらの攻めで勝ち進み、決勝はもろ差しで寄っておいての左下手投げでエストニアの選手を破った。

 男子重量級(100キロ以上)は、全国高校総体3位の麻田遥人(和歌山・箕島高2年)がこちらも初出場で優勝。決勝は、ポーランドの選手をもろ差し速攻で寄り切った。東京・足立新田高1年の西崎想馬は昨年に続いてタイ代表で出場し、3位決定戦で惜しくも敗れた。女子重量級(75キロ以上)は、阿部なな(石川・金沢学院大附属高1年)が全試合で電車道の圧倒的な強さで初優勝。中3で銀メダルを獲得した昨年の成績を上回った。

 男子無差別級は、2年連続高校横綱の西出大毅(和歌山商業高3年)が、重量級を制した昨年に続いて世界2連覇。総当たり戦の全4試合で圧倒的な強さを見せた。女子無差別級は、8月の第1回全国高校女子選手権を制した後藤なぎさ(鳥取城北高2年)が初出場で優勝。決勝は、力強い押し相撲で台湾の選手を圧倒した。

 男子団体戦は、先鋒・西出大毅、中堅・麻田遥人、大将・三橋条ノ真の布陣で臨み、初戦から決勝のブラジル戦まで全て3―0の完全優勝。第1回大会から続く日本の連覇を18に伸ばした。女子団体戦は、先鋒・阿部なな、中堅・後藤なぎさ、大将・岸本はなの布陣で臨み、こちらも初戦から決勝のウクライナ戦まで全て3―0の完全優勝。7連覇を達成した。

 ジュニアの日本代表は、男女ともに個人も団体も全員が全勝で完全優勝。大会前に西出大毅が「先輩方がつなげてくれているので、しっかり受け継いでいく」と話していた通り、最強チームジャパンの圧倒的な強さを示す結果となった。なお、昨年3位のモンゴルチームは団体戦に出場せず。昨年多数出場していた鳥取城北高や神奈川・旭丘高に在籍する留学生たちも、今年は1人も出場しなかった。

 大会第2日は、シニアの部の個人戦男女5階級ずつと、団体戦の2回戦以降が行われる。試合開始は、8日16時(日本時間)の予定。

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