ブルワーズ・アダメズ 30号ソロで大谷翔平抜いてリーグ単独トップ101打点 カブス敗れ優勝M10に

初回に30号先制ソロを放つブルワーズ・アダメズ（AP）

　◇ナ・リーグ　ブルワーズ5―2ロッキーズ（2024年9月7日　ミルウォーキー）

　ブルワーズのウィリー・アダメズ内野手（29）が7日（日本時間8日）、本拠でのロッキーズ戦に「3番・遊撃」で先発出場。初回に30号先制ソロを放って今季101打点目を記録し、リーグトップタイで並んでいたドジャース・大谷翔平投手（30）を抜いて単独トップに立った。ナ・リーグ中地区首位のチームは5―2で勝利して連敗を3でストップ。カブスが敗れたため、2年連続地区優勝へのマジックを10に減らし、地区優勝へまた一歩前進した。

　アダメズは初回に左腕ブラックのシンカーを右越えに運んで30号ソロ。この時点で大谷を抜いてリーグ単独トップ101打点とした。5―1の7回2死一、三塁の好機で第4打席を迎えたが、重盗を狙った三塁走者チョウリオが本塁で刺されてアダメズの打点チャンスは消えた。次の8回に左前打でこの日2本目の安打を放ったが、打点はソロ本塁打による1打点に終わった。

　アダメズは2日のカージナルス戦で遊撃手としてメジャー史上最長タイとなる5試合連続本塁打を放つなど、夏場にかけて打点王争いで急浮上。3日のカージナルス戦で適時打を放ってリーグ100打点一番乗りを果たしていた。