羽生善治会長、デジタル時代の将棋も「人間同士いい関係を増すようなものに」 日本将棋連盟100周年式典

＜100周年記念式典＞あいさつする羽生会長　（撮影・白鳥　佳樹）

　8日に創立100周年を迎えた日本将棋連盟は同日午後、東京都千代田区の帝国ホテルで記念式典を開催した。

　同連盟所属の棋士、女流棋士、指導棋士をはじめ、関係者700人以上が参列。羽生善治会長（53）は「アナログからデジタルの時代に変わってきた100年と思っているが、将棋は盤の前で人間同士が対局し、コミュニケーションを図るのがなによりの基本であり、原点。これから先も人間同士、いい関係を増すようなものとして社会に還元できるよう頑張っていきたい」とあいさつした。

　夜は同所で「祝う会」が予定されている。