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プロボクシング西日本新人王決勝 MVPはスーパーフェザー級の瀬川欧太郎(石田)が獲得

スポニチアネックス / 2024年9月8日 17時15分

プロボクシング西日本新人王決勝戦で(左から)敢闘賞を受賞したフェザー級の友良瑠偉斗(真正)、MVPに輝いたスーパーフェザー級の瀬川欧太郎(石田)、技能賞を受賞したバンタム級の宮下椋至(JM加古川)

 プロボクシング西日本新人王決勝戦が8日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、12階級で2024年度の西日本新人王が決まった。11月10日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で開催される西軍代表決定戦で、西部・中日本新人王対抗戦(10月14日、大分・中津市体育センター)の勝者と対戦する。

 MVPにはスーパーフェザー級の瀬川欧太郎(19=石田)が輝いた。試合は木村淳(33=大阪帝拳)に初回2分1秒、TKO勝ち。「倒せる場面があれば、倒そうと思っていた。(自分に)負けた選手のぶんも勝たないといけないと思っている。やるからには世界で戦いたい。ここは通過点。全日本(新人王)を獲った後のことも見据えています」と力強く語った。

 「格闘技で生きていくのが憧れ」。4歳から空手に親しみ「4年前から」ボクシングを始めた。元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者・石田順裕が大阪府寝屋川市に構える石田ジムの門をたたいた。「憧れは石田会長。海外で番狂わせを起こしている凄い人」という理由だ。石田は2011年4月に米国ラスベガスで圧倒的不利と言われながら、ジェームス・カークランド(米国)から3度のダウンを奪い初回TKO勝ち。13年3月にモナコでWBA世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に挑戦するなど、のちのビッグマッチにつなげた。瀬川は「自分のポテンシャルとチームを信じて頑張ります」と意気込む。

 各階級の西日本新人王は次のとおり

 ミニマム級 丸山勇人(姫路木下)

 ライトフライ級 寺下列(エスペランサ)

 フライ級 引田一誠(モリシタ)

 スーパーフライ級 白木潤太(VADY)

 バンタム級 宮下椋至(JM加古川)※技能賞

 スーパーバンタム級 高田祈斉(KWORLD3)

 フェザー級 友良瑠偉斗(真正)※敢闘賞

 スーパーフェザー級 瀬川欧太郎(石田)※MVP

 ライト級 竹中るいじ(真正)

 スーパーライト級 田下翔太(仲里)

 ウエルター級 住田琉斗(千里馬神戸)

 ミドル級 永田雅樹(井岡弘樹)

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