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ロッテ・朗希 制球定まらず…初回いきなり1失点 高部の美技&角中の好返球に救われる 最速は159キロ

スポニチアネックス / 2024年9月8日 17時23分

<ロ・楽>ロッテ先発の佐々木朗希(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ ロッテ―楽天(2024年9月8日 ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が8日、楽天戦(ZOZOマリン)に今季15度目の先発登板。制球が安定せず初回に先制を許した。

 初球は直球で155キロ。2球目にマウンドでバランスを崩すと、3球目の156キロ直球を小郷にうまく捉えられ、いきなり中前打を許した。2番・小深田には甘く入った2球目の154キロ直球を左中間方向にうまく流し打ちされたが、左に切れていく打球を高部がダイビングキャッチ。ファインプレーに助けられた。

 しかし、制球が定まらない佐々木は、3番・辰己に四球を与え1死一、二塁のピンチを招く。4番・浅村は切れのある外角へのスライダーで三振を奪ったが、続く鈴木大にはストレートの四球を与え1死満塁に。6番・渡辺に6球目に投じた高めの直球を左前にはじき返され先制を許した。二走・辰己にもホームを狙われたが、角中の好返球でタッチアウト。何とか最少失点で初回を終えた。球数は28球、最速は159キロだった。

 2回は先頭の安田を遊飛、山崎と石原を連続で空振り三振に仕留め3者凡退と修正した。

 佐々木は今季14試合に先発して7勝4敗、防御率2・25。前回8月30日のソフトバンク戦戦では7回3安打無失点と好投した。右腕は今季15度目の先発マウンドに向けて「とにかくチームが勝つこと。チームが勝つためのピッチングを心掛けて頑張ります」と意気込んでいた。

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