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両大関明暗…琴桜は平戸海を突き落とし、豊昇龍は隆の勝に押し出される 八角理事長の評価は

スポニチアネックス / 2024年9月8日 19時57分

<秋場所初日>隆の勝(右)に押し出しで敗れる豊昇龍(撮影・郡司 修)

 ◇大相撲秋場所初日(2024年9月8日 東京・両国国技館)

 西関脇・貴景勝(28=常磐山部屋)の陥落により、昨年名古屋場所以来で2人になった大関が明暗を分けた。東大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)は西小結・平戸海(24=境川部屋)を突き落としで退けて白星発進したが、西大関・豊昇龍(25=立浪部屋)は東前頭筆頭・隆の勝(29=常磐山部屋)に押し出された。

 「いつも通り集中してやっただけ。いい相撲を取っていければいい」

 自身の取組には淡々としていたが、苦笑いだったのが取組後の弓取り。兄弟子の東三段目24枚目・琴翼(32=佐渡ケ嶽部屋)がこの日から弓取りとして本場所デビュー。琴桜は取組後、取組の映像を確認しようと花道を下がってモニターに見入ったが弓取りの模様が中継され、「相撲のリプレーを見ようとしたら違う人が映っていた。ちょっと邪魔されました」と苦笑いした。

 対して豊昇龍は取組後、取材対応しなかった。立ち合いから防戦一方の相撲内容が不本意だったのだろう。八角理事長(元横綱北勝海)は「琴桜は柔らかさが出たし、立ち合いから攻め込んだのが良かった。豊昇龍は張り差しにいってしまった。癖になるから稽古場で直すしかない」と指摘した。

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