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西島秀俊 「あすなろ白書」で大ブレーク当時はまだ“電車通学”「電車に乗っていてもひそひそ…」

スポニチアネックス / 2024年9月8日 21時39分

西島秀俊

 俳優の西島秀俊(53)が、8日放送のフジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜後9・00)にゲスト出演し、役者を始めるきっかけについて語った。

 もともと「映画にとにかく関わりたくて」と、映画業界に憧れを持っていた西島。「正直、何も知らないころだったので、撮影所では毎日映画を撮ってて、そこに潜り込んで映画の撮影をしたというので、周りの人に撮影現場に潜り込みたいと話をしていた」という。

 すると、「履歴書を持って来い」と言ってくれた人物がいたという。それは、高校のバスケ部の9個上の先輩。先輩自体は映画業界ではなく、アン・ルイスのバンドメンバーの付き人をしていたというが、「その人が回したのが最初の事務所」だったという。「しかも俳優のセクションがなくて、芸人さんのところで、“これから俳優さんやっていきましょうか、若手”というので、オーディションがあって」、所属することになったと明かした。

 デビュー初期に出演したのが、テレビ朝日系のドラマ「はぐれ刑事 純情派」。藤田まことさん演じる安浦刑事が、人情味あふれるやりとりで事件を解決していく刑事ドラマで、西島は若手の捜査官役で出演した。「藤田まことさんに全部教えてもらって、という。あれは大きなきっかけ、体験だな」と感謝を口にしていた。

 その後、フジテレビ系月9ドラマ「あすなろ白書」で大きな脚光を浴びることに。まだ家には洗濯機もなく、コインランドリーを使っていたころだったという。当時は東京・中野新橋に住んでいたといい、移動は当然、電車。「電車で行っていて、ドラマが始まって、電車に乗っていてもひそひそ言われる。生活はそんなでした」と振り返っていた。

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