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佐々木朗希 復帰から1カ月「劇的に変わるってことはない…あとはこのまま最後まで仕事をしていきたい」

スポニチアネックス / 2024年9月8日 22時7分

<ロ・楽>5回、ベンチで小野コーチ(右)と話し合う佐々木(撮影・木村 揚輔) 

 ◇パ・リーグ ロッテ9―5楽天(2024年9月8日 ZOZOマリン)

 3位のロッテが打ち合いを制し連敗ストップ。クライマックス・シリーズ(CS)を争う4位・楽天との直接対決4連戦を2勝2敗とし、ゲーム差を2.5差に戻した。今季15度目の先発マウンドとなった佐々木朗希投手(22)は制球に苦しみながら5回98球を投げ3失点で昨季を上回るシーズン8勝目(4敗)。打線が15安打9点とつながり楽天打線に打ち勝った。

 初回からもがき苦しみながらも、打線の強力援護でつかんだ今季8勝目。試合後「調子悪いですね」と苦笑いで評した吉井監督から頭をポンと叩かれた佐々木は「こう自分から…自分の有利なカウントとかになかなか持っていけなくて、苦しい形になってしまったかなと思います。逆転許した形で降板してしまった。そこに関してはチーム勝って良かったなとは思いますけど、反省しなきゃダメだなと思っていますいます」と反省を口にした。

 戻ってきて1カ月。コンディションについては「何ていうんですかね…。残り短いので、今から劇的に変わるってことはないと思うんです」と真剣な表情で語ったが「いい感覚を見つけながら、少し、前回の試合より、今回の試合より、いいものになるように、やるしかないかなと思ってます」と前向きな考え方を示した佐々木。

 「試合で問題なく投げているので、あとはこのまま最後まで仕事をしていきたいなと思います」

 シーズン残り18試合、そしてその先のCS、下克上日本一へ。佐々木は登板ごとにベストな選択を模索しながら腕を振り続けるつもりだ。

 ▼吉井監督 朗希は5回じゃダメですよ。今日は真っすぐがシュートしてコントロールできなかったみたいで、凄く苦労していました。朗希、小島、種市は(7、8回)それくらい投げてもらわないと困るピッチャーです。

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