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高校侍J 台湾に逆転負け、8年ぶり奪冠ならず…小倉全由監督「勝たすことができなかった」

スポニチアネックス / 2024年9月8日 22時45分

3回に逆転を許し、肩を落とす今朝丸(撮影・柳内 遼平)

 ◇第13回U18アジア選手権 決勝 日本1-6台湾(2024年9月8日 天母)

 高校日本代表は8日、決勝で台湾に1-6で逆転負けを喫し、16年以来8年ぶりの優勝はならなかった。初回に4番・石塚裕惺(3年=花咲徳栄)の中前打で先制。救援登板からの連投となった先発の今朝丸裕喜(3年=報徳学園)は3四球など3回途中2失点と精彩を欠いた。

 6日のスーパーラウンド初戦では台湾に1―0で勝利を収めた日本。初回に足を絡めて、先制点を奪った。1死から2番・浜本遥大(3年=広陵)が中前打で出塁。二盗、三盗を決めてチャンスを広げると、2死三塁から、石塚が相手遊撃手のグラブを弾く中前適時打を放った。

 先発は世代No・1右腕と称される今朝丸。1-0の3回1死二塁、ドジャース入団が決まっているコ・チンシェンに左中間を破る適時三塁打を打たれ、同点に追いつかれた。降雨による一時中断明けには、1死三塁から右犠飛で勝ち越しを許した。ここで、桜井椿稀(3年=鶴岡東)にマウンドを譲る形となった。

 1点を追う3回2死一、三塁。再びチャンスで石塚に打席が回ったが、台湾2番手の最速154キロ右腕を前に空振り三振に終わった。1-3の5回1死満塁でも石塚は遊ゴロ併殺打に倒れた。6回にも一、三塁のチャンスをつくったが、追加点はならなかった。

 日本は4投手の継投も10四死球。台湾を上回る2桁安打も、2回以降あと1本が出ず、16年以来8年ぶりの頂点を逃した。

 ▼小倉全由監督 選手たちは今日よく打ってくれたんですけど、思うようにいかなかった。あとは監督が何とかしないといけないんですけど、選手に勝たすことができなくて…。選手たちは本当よくやってくれた。

 ▽第11回U18アジア野球選手権 日本は決勝で台湾を1-0で下し、2大会ぶり5度目の優勝。寺島成輝(元ヤクルト)、今井達也(現西武)、藤嶋健人(現中日)、高橋昂也(現広島)の“ビッグ4”を中心に、早川隆久(現楽天)、堀瑞輝(現日本ハム)、藤平尚真(現楽天)など圧倒的な投手力で6戦全勝だった。

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