高校侍J 台湾上回る10安打もあと1本が出ず逆転負け 小倉全由監督「選手たちは今日よく打ってくれた」

＜日本・台湾＞準優勝に終えり、肩を落とす高校日本代表

　◇第13回U18アジア選手権　日本－台湾（2024年9月8日　天母）

　高校日本代表は8日、決勝で台湾に1－6で逆転負けを喫し、16年以来8年ぶりの優勝はならなかった。小倉全由監督は2桁安打した選手たちを称えた。

　初回に先制に成功したが、2回以降決定打がでなかった。それでもチームは台湾の7安打を上回る10安打とし、「選手たちは今日よく打ってくれたんですけど、思うようにいかなかった。みんな一生懸命やってくれたんで、大変な中でよくやってくれたと思います」と振り返った。

　日本はスーパーラウンドの台湾戦、韓国戦と2試合計14イニングで1得点と得点力不足だったことを振り返り、「なかなか相手投手が昨日今日といいので、いい投手と当たって2日間打てなかったのが、今日はこれだけ打ったので」と選手たちを称え、「あとは監督が何とかしないといけないんですけど、選手に勝たすことができなくて…。選手たちは本当よくやってくれた」と悔やんだ。

　未来を背負うナインに向けては、「今日の決勝の台湾の喜び方を見たら、やっぱり勝たなきゃいけないんだと、こういう悔しい思いはしたくないと思って、また頑張ってくれると思う」とエールを送った。