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阪神・岡田監督「初めてちゃうか?後半戦でバント(失敗するのは)」佐藤輝が、中野が…痛恨ミス連発

スポニチアネックス / 2024年9月9日 5時17分

<ヤ・神>3回、長岡の打球を落球する佐藤輝(撮影・尾崎 有希)

 ◇セ・リーグ 阪神3-5ヤクルト(2024年9月8日 神宮)

 連勝が5で止まった阪神・岡田監督は「そんな、全部は勝たれへんて」と冷静に敗戦を受け入れた。ただし、デーゲームの巨人と広島の試合結果が頭に入っていたことを考慮すると、「まあ、今日は上2つが負けているのを分かってての試合やったからな。なんか複雑やな。そういうの」と素直な思いを口にした。

 負ける時はおおむねミスが絡むもので、この日も例外ではなかった。初回、近本が左前打で出塁した後、中野が2球続けて送りバントを決められず。2ボール2ストライクからのヒットエンドランを外され、近本が二塁憤死となった。これで連勝中の攻撃のいい流れが狂ったか、今季初対戦の高梨を攻めあぐねた。

 「初めてちゃうか?後半戦でバント(失敗するのは)」

 佐藤輝の守備も痛かった。3回1死。長岡の三塁後方の平凡なフライをグラブに収められず、さらに頭に当てて落ちる珍プレーで、今季23個目の失策を犯した。この後、西勇が沢井に3ランを浴び、2点差から5点差に広げられた。「ホームランは防ぎようがないもんな。2点で踏ん張ってたら、絶対にチャンスがあったけどな」。落球が分岐点になったと、暗に示した。

 この日は珍しい午後5時開始だった。4回には村上がファウルフライを見失う場面もあった。それでも佐藤輝は「特にそれ(見づらさ)はない」と否定。2試合連続本塁打を放っていた打撃も精彩を欠き、4打数無安打に終わった。

 「6時からゲームをしてたら、勝ってたよな。3―0やったな。なんで5時やったんやろ」

 午後6時以降にあたる4回からのスコアなら上回っていた――という指揮官の言葉は、負け惜しみではなく、ジョークと捉えた方がいい。序盤の大差から2点差までにじり寄ったのは、逆転Vを信じるチームならではの底力。逆襲の火はこの1敗程度では消えない。 (倉世古 洋平)

 ▼阪神・中野 送りバントという形で、あれが決められたら、もしかしたらもっといい流れで試合に入れた可能性がある。今後はそういうワンプレーが大事になる試合が増えると思う。そういうプレーを、もっとこだわってやりたい。

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