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アストロズ・雄星 粘って8勝 日本投手左腕最多40勝 シーズン200K到達も見えた!

スポニチアネックス / 2024年9月9日 1時35分

<アストロズ・ダイヤモンドバックス>ダイヤモンドバックス戦で8勝目を挙げたアストロズ・菊池(AP)

 ◇インターリーグ アストロズ11ー5ダイヤモンドバックス (2024年9月7日 ヒューストン )

 アストロズ・菊池の進撃が止まらない。選球眼が良く、出塁すれば機動力のある打線を相手に粘り、6回を7安打4失点。今季8勝目を挙げ、日本選手左腕では石井一久(ドジャース)を抜いて歴代最多となる通算40勝目をマークした。

 「ランナーをためたが何とかビッグイニングをつくらず、6回までいけた。調子が良かったわけではないが、粘ったことで打線が点を取ってくれた」

 本調子ではなかった分、制球を重視し丁寧な投球を続けた。2試合続けての無四球。そんな左腕を打線も序盤から援護し、13安打11得点の猛攻を見せた。ア軍移籍後に登板した全7試合でチームは勝利。自身の連勝を4に伸ばした。

 奪三振は6を数え、自己最多だった昨年を上回る今季183個となった。あと3試合は登板できる見込みで、野茂英雄、松坂大輔、ダルビッシュ有、大谷翔平、千賀滉大に次いで日本選手6人目となるシーズン200奪三振到達も見えてきた。菊池は「勝ちながら、200(三振)という数字も目指していきたい」と言葉に力を込めた。

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