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ロッテ・藤原 朗希救った初球打ち3安打2打点 5回3失点の怪物に8勝目プレゼント

スポニチアネックス / 2024年9月9日 5時32分

<ロ・楽>5回、内(左)から同点打を放つ藤原(撮影・木村 揚輔) 

 ◇パ・リーグ ロッテ9-5楽天(2024年9月8日 ZOZOマリン)

 3位のロッテは8日、4位の楽天に9―5で勝利。CS進出を激しく争う相手とシーズン終盤に組まれた正念場の4連戦を2勝2敗で終え、ゲーム差を2・5に広げた。藤原恭大外野手(24)が2本の適時打を放つなど3安打2打点と活躍。序盤から制球に苦しみながら5回3失点と粘った先発の佐々木朗希投手(22)に、8勝目をプレゼントした。

 チームを、怪物右腕を救った背番号1がお立ち台に上がる。ファンも誰が主役か分かっていた。2本の同点打を含む3安打2打点。大歓声を浴びた藤原は「最高です。今日は絶対に負けられない一戦だった」と誇った。

 まずは0―1の3回無死一塁で内の初球144キロの直球を叩き、右翼線へ同点三塁打。再び1点ビハインドで迎えた5回1死三塁でも初球137キロを叩いて同点の右前打を放った。6回無死一塁では三塁線に意表を突いたセーフティーバントに成功(記録は投手内野安打)。村田打撃コーチの「初球からどんどん攻めていこう」という言葉を実践し、全て初球攻撃による今季3度目の猛打賞を決めた。

 3月10日のソフトバンクとのオープン戦で自打球が右膝を直撃して右膝蓋(しつがい)骨を骨折。ようやく1軍に復帰したのは6月28日だった。復帰当初は9番での起用が多かったが、55試合の出場で打率・294と結果を残し、この1カ月は1~3番と上位で出場。この日は8月28日の西武戦以来となる9番で「悔しい気持ちを持って臨んだ」と反骨心を力に変えた。

 18年ドラフト1位で入団。同じ高卒で19年ドラフト1位の先発・佐々木とは公私で仲が良く、佐々木の前回登板だった8月30日のソフトバンク戦前には打者目線から助言。自らも2安打1打点と活躍し、ともにお立ち台にも上がっていた。この日も強力に援護。自らが火付け役となって過去3試合で計5得点だった打線が、15安打で9点を奪った。

 CS進出を争う楽天との正念場の4連戦を2勝2敗で終えて2・5ゲーム差としたが、残り18試合で直接対決が5試合もある。「集中して、目の前の勝利に向かって全員で頑張っていきたい」と藤原。その言葉に、ファンは大歓声で呼応した。(大内 辰祐)

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