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伊東純也 “伝説”本田圭佑の20アシストに並ぶ! 得点絡めば20戦無敗中「一番求められてること」

スポニチアネックス / 2024年9月9日 4時33分

<日本代表練習>練習に臨む伊東(撮影・小海途 良幹)

 日本代表のFW伊東純也(31=Sランス)が、10日(日本時間11日)の26年W杯アジア最終予選第2戦のバーレーン戦で名実ともに“伝説”となる。5日の中国戦で1得点2アシストと活躍し、次戦でアシストを記録すれば本田圭佑に並ぶ20アシストの大台に到達。得点に関与すれば20試合無敗の無敵ウイングが、酷暑の中で右サイドを切り裂き、記録達成で森保ジャパンを連勝へと導く。

 アシストマン伊東が中東で再び輝きを放つ。練習開始時の気温35度、芝がめくれ上がる劣悪な環境にも、7日の現地での初練習を終えた伊東は先発の可能性もあるバーレーン戦へ「自分が出たらやることはゴールに絡むことだけ。そこが一番求められてることだと思う」と意気込みを語った。

 アジア杯中の1月末に性加害疑惑が報じられたが、不起訴処分となり今回、7カ月ぶりに復帰。右ウイングバックで途中出場した5日の中国戦ではいきなり1得点2アシストの活躍を見せ、待ち望んでいた森保監督やサポーターを歓喜させた。アシスト数(全て本紙調べ)は19に到達。バーレーン戦で再び得点を演出すれば、本田圭佑に並び、FKの名手としても長く代表に君臨した30アシストの中村俊輔、同29の遠藤保仁らの領域も見えてくる。

 バーレーンは4―4―2布陣で守備を固め、速攻を仕掛けるスタイル。堅い守備陣形を崩すには、サイドからの仕掛けが必須だ。そこで期待されるのが、左の三笘、右の伊東という森保ジャパンが誇る両翼だ。次戦も攻撃的な3バックの採用が予想される中、伊東も「幅をうまく使って攻撃したり、幅を取ってる分、中が空いてきて、そこからクオリティーを出して攻撃できている」とチームの進化に手応えを口にする。

 伊東が国際Aマッチで得点に絡んだ試合は、実に19勝1分けと不敗。「引いてくる相手には早い時間に先制点を取ることが大事」。帰ってきた“イナズマ純也”が、森保ジャパンをさらに加速させる。

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