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大谷翔平 自己最多タイ46号!打点、安打は自己最多更新 WS初制覇記念ボード直撃の吉兆特大弾

スポニチアネックス / 2024年9月9日 6時33分

5回、46号を放ち大熱狂の中でダイヤモンドを一周するドジャース・大谷(撮影・沢田 明徳)

 ◇インターリーグ ドジャース―ガーディアンズ(2024年9月8日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は8日(日本時間9日)、本拠でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で安打を放ち、2022年に記録した年間160安打を更新する今季161安打目をマークした。第3打席では2戦ぶりの一発となる今季46号を放ち、2021年にマークした自己最多本塁打に並んだ。

 1―0の5回1死走者なしで迎えた第3打席で大谷が特大の一発を放った。右腕バイビーの甘く入ったチェンジアップを捉えると手応えは十分。あとは右翼ポール際の内側か外側かだけの当たりだった。打球速度は116.7マイル(約187.8キロ)、角度は34度。飛距離は450フィート(約137.1メートル)で右翼後方に設置されたブルックリン・ドジャース時代の1955年のワールドシリーズ初制覇を記念する看板に直撃する特大弾だった。大谷は本塁打を確信してダイヤモンドを一周。場内の大型スクリーンには46―46の文字が映し出された。審判団によるビデオ判定もあったが、判定は覆ることなく本塁打と判定され、ベンチで大谷がガッツポーズを見せた。これで打点も101打点で自己最多を更新し、リーグトップのブルワーズ・アダメズに並んだ。

 第1打席は左飛に打ち取られ、3回2死走者なしで迎えた第2打席。大谷は内角を中心に攻められながらフルカウントに持ち込むと、8球目の内角高めスライダーにうまく腕をたたんでやや詰まりながら中前に落とした。これがチーム初安打となった。しかし、次打者ベッツの打席で二盗を試みようとしたのか、右腕バイビーのけん制に戻りきれずにタッチアウトとなった。

 6日のガーディアンズ戦で45号ソロを放ち、2021年の自己最多100打点に並んでいたが、これで自己最多を更新。シーズン安打数も同日の8回の右前打で2022年に記録した自己最多160安打に並んでいたが、こちらも自己最多を更新した。7日の同戦では4打数無安打で小休止となったが、この日一発で年間52本塁打ペースをキープしている。

 盗塁は2日のダイヤモンドバックス戦で自己最多タイとなる1試合3盗塁を決めて46まで伸ばしており、こちらも年間52盗塁ペース。前人未踏の50本塁打&50盗塁へ、この試合も含めて残り20試合で順調に数字を積み上げている。

 自己最多キャリアハイの47号を放てば、メジャー通算218本塁打となり、アジア出身選手最多の韓国・秋信守(元レンジャーズ)に並ぶ。また、49号を放てば球団タイ記録と今後も記録的アーチの量産が期待される。

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