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ド軍監督 大谷翔平の右翼ポール越え5階席弾に驚き「この球場であそこまで飛ばした打者は見たことがない」

スポニチアネックス / 2024年9月9日 8時48分

試合後、取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)

 ◇インターリーグ ドジャース4―0ガーディアンズ(2024年9月8日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は8日(日本時間9日)、本拠でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で中前打を放ち、2022年に記録した年間160安打を更新する今季161安打。第3打席では2戦ぶりの一発となる今季46号を放ち、2021年にマークした自己最多本塁打に並んだ。101打点として自己最多を更新した打点はブルワーズ・ウィリー・アダメズ内野手(29)に並び、再びリーグトップタイに浮上した。チームも接戦を制して2連勝とし、ナ・リーグ西地区の優勝マジックをこの時点で14とした。

 試合後、報道陣の取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は大谷の右翼ポール際へ大飛球がビデオ検証となったことについて問われると「私から良く見えていた。フェアだった。チャレンジをしたのは賢明だったが、フェアでした」と自信たっぷりに答えた。また、史上初の50―50を狙う大谷について「46ー46を達成したが、彼ほど遠くに強くボールを打てる選手は他にはいない。彼は全力で集中できている。これから50ー50を追いかけることになるが、彼が本拠地でそれをやってほしいと心から願っている」とドジャースタジアムでの達成を期待していた。

 また、大谷が右翼ポールの上を越える450フィート(約137.1メートル)の特大弾を放ったことには「この球場であそこまで飛ばした打者は見たことがない」と驚きの表情。さらに「(無理に)安打を打とうともせず、飛距離も飛ばそうとせず、正しいやり方という意味で、彼は本当にうまくやっていると思う。でも、私はファンとして、翔平ファンとして、野球ファンとして、見てみたい。これまでにない何かを見てみたい。彼が期待に応えられるのは、特別な人物、特別な頭脳の持ち主だから、本当にそう思う。そして、彼は試合に出たら、チームの勝利に貢献することだけに集中し、自分に何が期待されているかを把握し、球場に集まるファンの50~75%が彼のプレーを期待していることも分かっている。理解すべきことがたくさんある」と話した。

 また、ファンが期待する史上初の50―50の記録について「関心があると思う。彼は史上最高の野球選手になりたいと思っていると思う。それを実現する1つの方法は、誰も成し遂げていないことをすること。彼はすでにそれを成し遂げている。それと、私たちは丸い数字(40や50など)も好きだからね」と話した。

 大谷は1―0の5回1死走者なしで迎えた第3打席で大谷が特大の一発を放った。右腕バイビーの甘く入ったチェンジアップを捉えると手応えは十分。あとは右翼ポール際の内側か外側かだけの当たりだった。打球速度は116.7マイル(約187.8キロ)、角度は34度。飛距離は450フィート(約137.1メートル)で右翼後方5階席に設置されたブルックリン・ドジャース時代の1955年のワールドシリーズ初制覇を記念する看板に直撃する特大の吉兆弾だった。大谷は本塁打を確信してダイヤモンドを一周。場内の大型スクリーンには46―46の文字が映し出された。審判団によるビデオ判定もあったが、判定は覆ることなく本塁打と判定され、ベンチで大谷がガッツポーズを見せた。これで打点も101打点で自己最多を更新し、リーグトップのブルワーズ・アダメズに並んだ。

 盗塁は2日のダイヤモンドバックス戦で自己最多タイとなる1試合3盗塁を決めて46まで伸ばしており、こちらも年間52盗塁ペース。前人未踏の50本塁打&50盗塁へ、残り19試合で順調に数字を積み上げている。

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