京産大、同校初の4連覇へ辻野共同主将「ひたむきに」 22日に関西大学ラグビーAリーグ開幕

会見後に撮影に応じる（前列左から）関学大・平生、京産大・辻野、天理大・筒口、近大・中村（後列左から）同大・寺北、立命大・山下、関大・石川、摂南大・サポイ

　ムロオ関西大学ラグビーAリーグの開幕を控え、9日に東大阪市の花園ラグビー場で記者会見が行われた。

　各校の主将や監督らが出席し、同校初の4連覇に挑む京産大からは、元日本代表SOの広瀬佳司監督とFB辻野隼大共同主将（4年＝京都成章）が参加。辻野共同主将は新たなシーズンへと言葉に力を込めた。

　「ひたむきなプレー、セットプレーを前面に押し出していきたい。僕や（共同主将の）フナキが先頭に立って引っ張っていきたい」

　昨季の主力が多く残り、春季トーナメントでは決勝で関学大を退けて優勝。夏合宿の練習試合は慶大に勝利、東海大と引き分け、明大に敗れた。

　日本代表候補合宿にSH土永旭（4年＝光泉カトリック）、SH高木城治（2年＝東福岡）、ロック石橋チューカ（2年＝報徳学園）が選ばれ、今夏の日本代表遠征にはSH村田大和（2年＝報徳学園）が名を連ねた。例年以上にタレントもそろえる中、大学選手権でも「優勝」を目標に掲げる。

　「とにかくひたむきに。相手より激しくプレーすることだと思います」（辻野）

　22日の開幕節では昨季最下位の同大と対戦する。