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関学大の目標は「全国ベスト4」で国立へ 攻守にスキルアップ図る

スポニチアネックス / 2024年9月9日 15時53分

会見後に撮影に応じる(前列左から)関学大・平生、京産大・辻野、天理大・筒口、近大・中村(後列左から)同大・寺北、立命大・山下、関大・石川、摂南大・サポイ

 2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグが開幕戦(7日=花園)を控えて9日、8校の指導者、主将らが花園ラグビー場で記者会見を行った。

 昨年3位の関学大は「全国ベスト4~国立~」を目標に掲げた。昨年、秩父宮の全国選手権準々決勝では帝京大に78―15で完敗。関東との差を痛感した。今年は秩父宮を超えてチーム初の4強入りを果たし、国立競技場で試合をすることが最終的な目標となる。小樋山樹監督は「1試合1試合成長して結果的に関西で優勝できれば」と目論む。HO平生翔大主将(4年)は「ウチはディフェンスが強み。ただ、昨年は京産大さん、天理大さんにはノートライに抑えられた。今季はアタックも強めに練習してきた」と話した。

 7月の春季トーナメントでは準決勝で天理大を43―28で破り手応えを得た。決勝で京産大に48―73で敗れたが、課題は夏の菅平合宿で修正。合宿中に筑波大には21―28で敗れたが、3日後に慶大に29―26で勝利すると、さらに3日後の青学大には80―21の試合ができた。筑波大戦で「自分たちのやるべきことが明確になり」→慶大戦では「勝ち切れたことが収穫に」→青学大戦は「ゲームの中で修正しながら上手く試合を進められた」と総括する。

 関東の有力校との対戦について平生主将は「セットプレーで苦しめられたが、ディフェンスは通用した」と手応えを話す。全国に名乗りをあげるには関西Aリーグで3位以内に入ることが命題。攻守に隙のないチーム作りを進めてリーグ戦ですべてをぶつける。

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