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陣内貴美子 涙で「every.」卒業を発表 出演14年半「木原さん!そらジロー!」呼びかけが代名詞

スポニチアネックス / 2024年9月9日 18時55分

キャスターの陣内貴美子

 バドミントン元五輪代表で、キャスターの陣内貴美子(60)が9日、出演している日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)を今月27日の放送をもって卒業すると発表した。

 話を振られた陣内は、冒頭から目を赤く腫らし、「今月27日をもって『every.』を卒業することになりました」と報告。「番組が始まったばかりのころは、スポーツだけをやってきた私が、報道の分野で役に立てるんだろうかと毎日、不安を抱えていました。それでもevery.の仲間やスタッフが私の居場所を一生懸命作ってくれて、14年半という長い間、番組に出演することができました」と感謝した。

 慣れないキャスターという仕事に、葛藤もあったという。「地震や新型コロナウイルスと困難なこともたくさんありましたが、発する言葉一つで人の心に寄り添うことも、傷付けることもできてしまうことを知って、伝える言葉の重さと大切さを知りました」と振り返った。

 パリパラリンピックが8日に閉幕。それを待っての発表となった。「間もなくゴールを迎えますが、“木原さん!そらジロー!”と全力で呼びかけつつ、見守って下さった視聴者の皆さんに心を込めて言葉を発していきたいと思います。残り3週間、どうぞよろしくお願いします」と決意を口にした。

 現役時代は十代で代表入りするなど活躍し、92年バルセロナ五輪にダブルスで出場。引退後はスポーツキャスターとして活躍し、10年4月から「every.」のキャスターに就任した。お天気コーナーの導入部分で、「木原さん!そらジロー!」と呼びかけるのが定番だった。

 鈴江奈々アナウンサーは「私たちが陣内さんに支えてもらっているので、たくさん感謝の気持ちをお伝えしたい」と、陣内に感謝の言葉を口にしていた。

 コメント全文は以下の通り。

 今月27日をもって「every.」を卒業することになりました。番組が始まったばかりのころは、スポーツだけをやってきた私が、報道の分野で役に立てるんだろうかと毎日、不安を抱えていました。それでも、「every.」の仲間やスタッフが私の居場所を一生懸命作ってくれて、14年半という長い間、番組に出演することができました。

 その間、地震や新型コロナウイルスと困難なこともたくさんありましたが、発する言葉一つで人の心に寄り添うことも、傷付けることもできてしまうことを知って、伝える言葉の重さと大切さを知りました。間もなくゴールを迎えますが、「木原さん!ソラジロウ!」と全力で呼びかけつつ、見守って下さった視聴者の皆さんに心を込めて言葉を発していきたいと思います。残り3週間、どうぞよろしくお願いします。

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