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尊富士が新十両2人退け連勝「負担が掛かる相撲は取っていない」連日の電車道で右足首に不安なし

スポニチアネックス / 2024年9月9日 19時15分

<大相撲秋場所2日目>寄り切りで木竜皇を破る尊富士(左)(撮影・西海健太郎)

 ◇大相撲秋場所2日目(2024年9月9日 東京・両国国技館)

 西十両11枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)が新十両の木竜皇(21=立浪部屋)を下して2連勝とした。

 立ち合い鋭く踏み込んで右差し左上手を引くと、休まず一気に前に出て寄り切り。「落ち着いて取れている」と全く危なげのない電車道で完勝した。

 春場所で110年ぶり新入幕優勝という歴史的偉業を成し遂げるも、右足首や左大胸筋の相次ぐケガで2場所連続休場。今場所は「勝ち負けよりもしっかり相撲を取り切ること。今日もケガなく終われてホッとしている」と、3場所ぶりに初日から出場できる喜びをかみしめている。

 この日も右足首には一切テーピングを施さず。「特に負担が掛かるような相撲は取っていないので」と、連日一歩も下がらない圧勝で痛みを感じることはいようだ。「体はよく動けているかなと思います」。2日連続で新十両力士の挑戦を退け、力の違いを見せた。

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