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阪神・青柳がジョーカー!? 岡田監督、セ界最恐DeNA打線封じ託す 好相性オースティン&宮崎斬り期待

スポニチアネックス / 2024年9月10日 5時17分

キャッチボールする阪神・青柳(撮影・平嶋 理子)

 阪神・青柳晃洋投手(30)が9日、甲子園球場での投手練習に参加し、きょう10日のDeNA戦で迎える19日ぶりの先発登板に備えた。首位・巨人を2・5ゲーム差で追いかける本拠地7連戦の先陣。まだ1勝止まりながら、オースティンら今季投手陣が苦戦してきたDeNAの右打者封じを期待され、開幕投手の底力を発揮する舞台が訪れた。

 甲子園7連戦の“開幕”は青柳に託された。10日のDeNA戦を翌日に控え、甲子園でキャッチボール、ダッシュなどで最終調整。まだ暑さの残るグラウンドを後にし、したたる汗を拭って決意を固めた。

 「相手はセ・リーグで一番の打線。打ち勝ってきているチームだと思うし、1イニングでの大量得点も多い。最少失点でいけるようにやりたい」

 3位に2ゲーム差まで追い上げてきたDeNAはオースティン、牧、宮崎、山本ら右の好打者が並ぶラインアップが特徴。特に4番オースティンには今季球団別最多の6本塁打を献上してきた。しかも先制2、逆転1、同点2、勝ち越し1の全て肩書付きの手痛い被弾ばかり。うち5本は左投手が浴びた。

 だからこそ青柳の出番だ。右横手からの変則軌道で元から右打者を得意とし、9度の先発で1勝にとどまる今季も被打率・227(左打者には同・312)の傾向が強く出る。通算14打数2安打の好相性を誇るオースティンとは22年を最後に対戦がなく、「抑えているといっても、何年も前の話なので。本当にもう、新しい外国人だと思って投げたい」と意気込んだ。今季の阪神戦で打率・340を残す宮崎に対しても通算被打率・169。初戦で封じるだけでなく、打撃を狂わせることができれば、2戦目以降への布石にもなる。

 8月末の台風で試合が流れたことで同30日に登録を一度外れ、1日のウエスタン・リーグ、オリックス戦で4回66球(無失点)の実戦調整を挟んだ。

 「言われたところに行ける準備はしてきた。自分のできることを精いっぱいやる。出してはいけない四球にも気をつけたい」

 岡田監督のもとで2年連続開幕投手。8勝止まりで不本意な成績だった昨季も、38年ぶり日本一を決めた日本シリーズ第7戦で先発を務めて4回2/3無失点で勝利を呼んだ実績がある。今季も6月から2カ月半以上の2軍調整を経験。「自分の立場は分かっている。まず、この大事な7連戦の初戦でしっかり投げたい」。意地を示す機会到来に腕ぶした。(松本 航亮)

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