亜大・杉山 同点9回に決勝打「つなぐ気持ちで」 31年ぶり1部復帰の東農大に意地見せた

＜東農大・亜大＞決勝打を放ちガッツポーズをする亜大・杉山（撮影・大城　有生希）

　◇東都大学野球・第1週第1日　亜大3－2東農大（2024年9月9日　神宮）

　開幕し1回戦3試合が行われ、4季連続優勝を狙う青学大、日大、亜大が先勝した。亜大は93年秋以来31年ぶりに1部復帰した東農大を3―2で下した。

　亜大は杉山が、2―2の9回1死三塁から勝ち越しの左前打。「全員でつくったチャンス。絶対、自分もつなぐ気持ちで」と先勝に貢献した。

　死球で出塁した5回2死二塁から右前打で50メートル走5秒8の俊足を生かし生還。3打数2安打、2四死球で1番の役割を果たした。春季リーグ戦は3位で投手陣が奮闘。「今度は僕ら野手陣で」と鼻息は荒かった。

　▼東農大・和田泰征主将　（5回に同点ソロも逆転負け）個人の成績よりチームの勝敗。