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ドジャース・山本由伸「同じ試合で登板…すごく嬉しい」カブス・今永とメジャー初の投げ合いへ気合

スポニチアネックス / 2024年9月10日 8時54分

日本時間11日の復帰登板へ意気込みを語るドジャース・山本由伸(撮影・柳原 直之)

 ドジャースの山本由伸投手(26)が9日(日本時間10日)、翌10日(同11日)に控えた復帰登板となるカブス戦の先発に向けて、メディア取材に対応。意気込みを語った。

 山本は約3カ月ぶりとなる復帰戦へ「やっぱり長く期間が空いたのですごく楽しみです」と胸を躍らせた。

 マイナーでのリハビリ登板は2試合とも2イニングだったが「明日どのぐらい投げるか、あれ(分からない)ですけど、しっかり試合で投げる準備はしてきました」と力を込めた。

 また、復帰登板はカブス・今永昇太とメジャー初の投げ合いとなる。昨春WBCでは侍ジャパンの一員としてともに世界一に貢献しただけに「やっぱあの、メジャーの同じ試合で登板できることがすごく嬉しく思いますし、しっかり自分のピッチングができるように落ち着いてプレーしたいと思います」と意気込んだ。

 この日の練習中には大谷とともに今永の元へ向かい、数分間談笑。どんな話をしたかについては「ご挨拶です」とニコリと笑った。

 ポストシーズンに向けて、今後の試合はどれも大事になってくるが「とりあえず9月の試合を1試合ずつしっかり投げて良い状態で、10月にどんどん調子を上げていくところで10月に入れたらいいなと思います」とした。

 自身が離脱中にグラスノーやカーショーらも故障後リスト入りするなど、先発陣はケガ人が相次いでいる。プレッシャーがかかるかどうか尋ねられると「そこは変に余裕持ってるわけでないですけど、特にそういうのは感じない方がいいので、感じてはないです」とし「周りのトレーナーさんだったり、フロントの皆さんも急がせるような声かけは一切なかったので、“とにかく落ち着いてしっかり治して戻ってきてくれ”とずっと言っていただいたので、しっかりじっくりとリハビリに取り組めたと思います」と焦りもなく、復帰に向けて調整を重ねられたと周囲に感謝した。

 山本は6月15日(同16日)に先発したロイヤルズ戦で右上腕の張りを訴えて2回、わずか28球で緊急降板。翌16日に右肩腱板の炎症でIL入りした。

 その後、約2週間のノースロー調整を経てリハビリを開始。8月28日(同29日)、マイナーリーグで故障後初の実戦登板に臨み、2回1失点。9月3日(同4日)もマイナーリーグで2度目となる実戦登板で2回2失点だった。

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