ドジャース指揮官 11日復帰登板の山本由伸は「50～60球」前日に続き熱波襲来で予想最高気温39度

試合前取材に応じるドジャース・ロバーツ監督（撮影・柳原　直之）

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が9日（日本時間10日）、本拠でのカブス戦の前にメディア取材に対応。翌10日（同11日）に復帰登板を迎える山本由伸投手（26）に言及した。

　右肩腱板損傷で負傷者リストに入っている山本は、10日のカブス戦で6月15日（同16日）のロイヤルズ戦以来となるメジャー登板を迎える。

　指揮官は「彼が復帰したがっていたことは分かっていた」とし、復帰登板について「50～60球になる。どうなるか見てみよう」と球数に制限を設けることも明かした。

　この日も前日に続き熱波襲来中で、練習中のグラウンドは気温36度。予想最高気温は39度まで上がる見込み。猛暑対策として「全員に休息を与えるために、ここ数日は試合前の長い練習を減らした」と選手のコンディションを考慮し、意図的に練習量を減らしているとした。

　また、この日の試合前練習では選手、首脳陣、スタッフらが小児がんの子供たちを支えるチャリティーTシャツを着用。患者の子たちが描いたボールなどのイラストが背中にあしらわれた特別Tシャツで、指揮官は「小児がん啓発月間のTシャツ。小児がんの子どもたちがガンに打ち克つことを願っている」と子どもたちの回復を願った。