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大谷翔平 5回の第3打席で中前打放ち2戦連続安打 48盗塁は幻もこの回の2点呼び込む

スポニチアネックス / 2024年9月10日 12時28分

<ドジャース・カブス>5回の第3打席で中前打を放ちポーズを決めるドジャース・大谷翔平(左、撮影・沢田 明徳)

 ◇ナ・リーグ ドジャース-カブス(2024年9月9日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠でのカブス戦に「1番・DH」で先発出場。5回の第3打席で中前打を放ち、2戦連続安打を放った。

 0-4の5回1死一塁の第3打席、2ボール1ストライクからの4球目、相手先発・ヘンドリックスのカーブを狙い、中前へ運んだ。

 この一打でシーズン163安打となり、エンゼルス時代の2022年に記録した160安打を上回り自己最多を更新し続けている。

 大谷の中前打で一、三塁に好機を広げると、次打者・ベッツも中前打で続き、三塁走者・テーラーが生還。ベッツの中前打で大谷はスタートを切っていたため悠々と三塁に到達。48盗塁は幻となったもののマンシーの左犠飛で2点目のホームを踏んだ。

 初回の第1打席はヘンドリックスの外角チェンジアップに手を出し、遊飛に倒れた。

 3回2死の第2打席はストレートの四球を選んで出塁すると、次打者・ベッツの2球目でスタートを切り、二盗に成功。今季47盗塁目を決めた。

 

 前日8日(同9日)のガーディアンズ戦は第3打席で46号を放ち、「46-46」に到達。前人未踏の「50-50」に向けて着実に歩みを進めている。

 2戦連発となる47号となれば、初のMVPを獲得したエンゼルス時代の2021年に記録したシーズン46本塁打を上回り、メジャー自己最多となる。

 この日の試合前練習では翌10日(同11日)に対戦するカブス・今永の元へ駆けつけ、あいさつ、談笑で親交を深めた。また、試合直前にはカブス・鈴木とそれぞれベンチ前に姿を現すと互いにグラウンドを挟んで視線を合わせてニヤニヤ。仲の良さを見せた。

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