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はんにゃ金田 視聴者絶賛の大河ドラマ「虚無顔」裏話 20代で遭遇した大惨事生きた「無駄じゃなかった」

スポニチアネックス / 2024年9月10日 15時37分

金田哲

 お笑いコンビ「はんにゃ」の金田哲(38)が10日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。藤原斉信役で出演中の、女優・吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)の裏話を語った。

 <※以下、ネタバレ有>

 8日に放送された第34話では、斉信の屋敷が火事に。さらに藤原道綱(上地雄輔)の屋敷も火事に見舞われた。劇中で、茫然自失の表情を浮かべる斉信と道綱にSNS上では「斉信の虚無顔が堪らんw流石、芸人だ」「大変申し訳ないけど、斉信と道綱の魂の抜けた顔で大笑いしてしまった」などと声が上がり、気の毒なシーンながら視聴者の爆笑を誘った。

 動画で金田は、斉信の屋敷が焼けたシーンについて「あれも史実通りですからね…斉信も道綱も。あれ、柱寄りかかってなかったら倒れてるから。立ってられない状態だから」と振り返り、「それくらい衝撃なことだから。全焼だよ?俺もギリギリを攻めたつもり。あんまりやりすぎるとね。なかなか難しいじゃん、家が全焼って財産も全部失ったっていうことだから」と斉信の心境を解説。

 「そんな表情って自分の中であるかな?って思った時、20代のころ一回だけありました。その経験が生きました。マカオのカジノの朝方…あんな顔してました」と、かつてカジノで大損した時のことを思い出したという。

 「マカオのカジノですってんてん。一生忘れませんので…あれが唯一。思い返してみたら、財産全て失うってどんな感じか想像したら…俺一回あるわ!と。無駄じゃなかったと。ここに来て、大河で生かせるんだと。だとしたら安いもんよと。あの時は全て終わったと本気で思いましたので」と回想。自身の経験を重ねた見事な「虚無」顔は視聴者にも大ウケだっただけに、「笑っていただいたら結構です」と振り返った。

 また、劇中で女性に膝枕されながら「源氏物語」を読んでいるシーンについて「あの女性はどこの誰ですか?」と問われると「さあね…」とニヤリ。

 「あれはね…しかも冠でしたからね、烏帽子ではなくて。まあ職場でっていうね」と、公用の冠をかぶっていることを指摘して苦笑。「はっきり申し上げると、小少将の君!」と膝枕してもらっているのは、中宮・藤原彰子(見上愛)に仕えている女房・小少将の君(福井夏)だと明かし、「史実上だと紫式部の大親友になる小少将の君ね」と付け加えた。

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