ヒロミ 独立きっかけは先代社長の後押し「お前みたいなのは自分で…」最初の一年は「人力車の中にデスク」

＜みんなのガストNEO新メニュー発表会＞イベントに参加したヒロミ（撮影・小渕　日向子）

　タレントのヒロミ（59）が10日、都内で行われた「みんなのガストNEO新メニュー発表会」に出席。新メニューの発表を行い、これまでの人生を振り返る場面があった。

　ファミリーレストラン・ガストとヒロミの歴史を年表に記しながら、これまでのヒロミの歴史をひもといた。

　ヒロミは1992年、人力車から独立し、個人事務所「ビィーカンパニー」を設立。同事務所先代社長の“ヒロミはもう自分でやりなさい”という助言がきっかけ。「わがままだった」という若かりし頃のヒロミに「お前みたいなのは自分でやった方が良い。自分でやったら責任を持ってちゃんとやるでしょ」と背中を押してくれた。

　円満退社となったものの「わがままだったらめんどくさくなったのかな～」と物思いに浸っていた。独立後も「最初の一年は人力車の中にデスクを置いてくれて、人力車の中に僕の個人事務所がある」形での活動だったと振り返った。

　「よくここまで来られたという感じ」。仕事はもちろん、プライベートでも自分で一歩を踏み出すスタイルを貫いてきたヒロミ。今後も「進化し続ける」と前を見据えた。

　イベントでは、9月12日から提供開始の新メニューを発表。自身が監修したメニューを実食し、「昔の感じを残しつつ。凄く良いです！ありがとうございます」と無邪気な笑顔を浮かべていた。