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宇野昌磨さん「自分にしかないストーリーがあって重みある」2年7カ月越し銀メダル授与

スポニチアネックス / 2024年9月10日 16時39分

<宇野昌磨さんメダル授与式>銀メダルを受け取り、フォトセッションに応じる宇野昌磨さん(撮影・五島 佑一郎)

 フィギュアスケート団体で22年北京五輪銀メダルメンバーの宇野昌磨さん(26)が10日、約2年7カ月ぶりにメダルを授与された。

 都内で行われた日本オリンピック委員会(JOC)理事会前に三屋裕子副会長からメダルを首にかけられたスーツ姿の宇野さんは「僕のこの銀メダルには自分にしかないストーリーがあって重みがある」と言い「素直にうれしい」と喜びを口にした。

 2年7カ月越しに現物を手に入れたが、その喜びは変わることがない。「熱が冷めきる前に現地でもらえるに越した声はもちろんなかったと思うんですけれども、本当にこれだけのたくさんの方に囲まれて、ああいう場を設けていただいたこと、しかも1回だけではなく、2回目を欠席せざるを得ない状況だったので、もの凄くそこに関してうれしく思います」と語った。

 北京五輪団体はROC(ロシアオリンピック委員会)のカミラ・ワリエワがドーピング違反で資格停止処分に。日本は銀に繰り上がった。今年8月7日に五輪開催中のパリでメダル授与式が行われたが、宇野さんは既に決まっていたアイスショーとの日程が重なり欠席。個人で獲得した銅に加え、団体で戦った銀もやっと手にした。

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