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巨人、4年ぶりVへ広島に2差つける 菅野が二塁踏ませない好投で14勝目 天敵・森下から3年ぶり勝利

スポニチアネックス / 2024年9月10日 21時4分

<広・巨>勝利を喜び合う巨人ナイン(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人6―1広島(2024年9月10日 マツダ)

 4年ぶりVを目指す巨人は2位・広島との首位攻防3連戦初戦に快勝して貯金を今季最多タイの13とし、広島とのゲーム差を2に広げた。

 35歳の坂本が初回に先制の6号ソロを放つと、34歳の菅野&35歳の小林という相性抜群のスガコババッテリーが広島打線を5回まで二塁を踏ませず、1安打無失点に抑え込んだ。

 こう着状態のまま1―0で迎えた6回には2死走者なしからモンテスの右前打と浅野の死球でチャンスをつかみ、門脇の2点適時二塁打で待望の追加点。さらに菅野の代打・秋広にも今季初打点となる左前適時打が出て4―1とし、相手先発右腕・森下をマウンドから引きずり下ろした。

 4―1で迎えた7回には浅野、門脇の連続適時打で2点を追加。菅野が5回1安打無失点で降板したあとは船迫、高梨、ケラー、バルドナード、横川の継投で逃げ切った。

 菅野は両リーグ単独トップの今季14勝目(2敗)。これで7月21日の中日戦(バンテリンD)から8戦負けなしの7連勝で、通算135勝として江川卓の球団歴代10位記録に並んだ。同一シーズンでは球団史上初となるビジター10連勝としている。

 また、巨人は森下に2021年10月10日(マツダ)から12戦勝ちなし8連敗中だったが、2021年8月24日(東京D)以来1113日ぶりの勝利。マツダでは2021年5月3日以来1226日ぶりの白星をもぎ取った。

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