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伊東純也、女性2人の不起訴処分に審査申し立て 代理人弁護士「納得できない。徹底的に起訴を求めていく」

スポニチアネックス / 2024年9月10日 21時36分

弁護士の加藤博太郎氏

 サッカー日本代表でフランス1部SランスのMF伊東純也(31)の代理人弁護士を務める加藤博太郎弁護士(38)が10日、スポニチの取材に応じ、伊東の性加害疑惑を巡る虚偽告訴容疑で書類送検された女性2人に対する大阪地検の不起訴処分を不服として、大阪第2検察審査会に審査を申し立てたと明かした。

 審査の申し立ては8月23日付。加藤氏は「女性側の不起訴は納得できない。徹底的に起訴を求めていく。今後のスポーツ界のためにもこのようなことは、あってはならない。しっかり調べてもらう」と語った。

 伊東は日本代表としてアジア杯カタール大会に参戦していた1月31日、女性への性加害があったと報じられ、大阪府警が女性2人からの刑事告訴を受理したことも判明。加藤氏は一貫して「女性側のでっちあげ」と主張し、伊東側は女性2人を虚偽告訴容疑で告訴していた。

 その後、書類送検を受けた大阪地検が先月9日、伊東と女性2人の双方を嫌疑不十分で不起訴処分とした。

 伊東は3月と6月の代表活動では選外が続いたが、今月の活動で約7カ月ぶりに招集され代表復帰した。5日に埼玉スタジアムで行われたW杯アジア最終予選初戦・中国戦では後半18分から出場すると、圧巻の1得点2アシスト。加藤氏も現地で観戦し「伊東選手の日本代表としてのプレーを初めて生で見た。復帰できて本当に良かった」と安堵(あんど)した。伊東からは復帰に際し、感謝を伝えられたという。

 伊東側は性加害を報じた記事は虚偽だとして、女性や週刊新潮の編集者らを名誉毀損(きそん)容疑などで刑事告訴している。

 【伊東復帰までの経過】

 ▽1月31日 デイリー新潮が昨年6月の伊東の性加害疑惑を報道。大阪府警が女性2人からの刑事告訴を受理したと判明。

 ▽2月1日 伊東側が性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出、受理される。日本協会が代表からの伊東の離脱を発表。その後離脱しないと訂正。

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