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巨人・浅野翔吾 プロ初アーチ放った思い出のマツダで適時打放ち、8戦ぶり打点 6番起用に応える

スポニチアネックス / 2024年9月10日 21時49分

<広・巨>7回、浅野は左翼線適時打を放つ(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 巨人6―1広島(2024年9月10日 マツダ)

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が首位攻防3連戦初戦となった10日の広島戦(マツダ)で貴重な追加点となる適時打を放ち、8試合ぶりの打点をマーク。2位・広島とのゲーム差を2に広げる勝利に貢献した。

 「6番・右翼」に入り、19試合連続今季21度目の先発出場。4―1で迎えた7回、前を打つ5番・モンテスが申告敬遠されて2死満塁となってから入った第4打席だった。

 相手3番手右腕・松本が1ボールから投じた2球目、低めのカーブを左前に弾き返して5点目をもぎ取った。

 チームが延長12回に2死からオコエのサヨナラ弾で劇的勝利を飾った7日のDeNA戦(東京D)では2度の満塁機を含む3度の得点圏でいずれも凡打に終わり、6打数1安打0打点。翌9日の同戦も3打席連続三振を喫するなど4打数無安打で不完全燃焼に終わっていた。

 7日の試合後には阿部慎之助監督(45)が「そう簡単には相手も打たせてくれないしね。浅野をあえてずっと使っているのは、それを糧にしてもらいたい。将来、ああいうところで、チームが困った時に打つバッターになってほしいから使い続けているので。だから、今までの練習が足りないってことですよね。それを分かってほしいです」と話していたが、打撃不振にもかかわらず、あえて6番と打順を挙げた指揮官の思いに応えた。

 マツダはチームにとって鬼門だが、浅野は昨年8月18日にここで待望のプロ初アーチ。思い出の場所で再び活気を取り戻し、ここから再び上昇気流に乗りたいところだ。

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