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佐々岡真司氏 2死から4度出塁許した広島・森下、攻撃へのリズム生まれにくく流れ呼び込めなかった

スポニチアネックス / 2024年9月11日 5時46分

<広・巨>5回、坂本の打球を好捕した末包(右)を迎える森下(左)(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 広島1―6巨人(2024年9月10日 マツダ)

 【佐々岡真司 視点】菅野のような好投手との対戦で先に点を与えると苦しい。森下は初回1死で1ボールからの直球を被弾。ストライクを取りにいったのか。不用意な1球だった。思うように球を操れず、直球も変化球も高めに浮いていた。最近は同じような投球が続いている。

 4回にはカーブを多投。腕の横振りを縦振りへ修正させたいという捕手・会沢の工夫だろう。何とかしのいできたところで6回は2死無走者から崩れた。6イニングのうち2死から走者を出したのは4度。攻撃へのリズムが生まれにくい。けん制死や末包の好守など、きっかけになりそうなプレーがあっても、流れを呼び込めなかった。

 この時期に優勝争いができる位置にいるのは、先発陣がしっかり試合をつくり、守備力や救援陣の頑張りで僅差の試合に競り勝ってきたからだ。まずは先発投手が先に点を与えないこと。開き直りや思い切りも必要だ。優勝を知る選手が少なくなった中、11日に先発するアドゥワはリーグ3連覇の18年にブルペンで貢献した経験値を持つ。気持ちの強さもある。期待したい。 (スポニチ本紙評論家)

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