1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

オリックス・T―岡田 オリ一筋19年「幸せな野球人生」 涙なしの引退会見「感謝しても、しきれない」

スポニチアネックス / 2024年9月11日 5時46分

引退会見で杉本(左)、西野(中央)から花束を受け取り笑顔を見せるT-岡田(撮影・後藤 正志)

 ◇パ・リーグ オリックス1―4ロッテ(2024年9月10日 京セラD)

 オリックスのT―岡田外野手(36)が10日、京セラドームで引退会見を開いた。濃いブルーのスーツ姿で涙はなく、終始、すっきりした表情。オリックス一筋の19年間を「幸せな時間でした」と振り返った。

 「19年間、本当にたくさんの方々に支えられ、助けられ、ここまでやってこられた。感謝しても、しきれないくらい。少しでもそういう方々の記憶に残れたら、僕も頑張ってきたかいがあったかなと思います」

 5年目の10年に22歳にして本塁打王を獲得したスラッガーは、ケガもあって2年連続本塁打なし。それでも、シーズンオフも休日も球団施設に足を運び、復活を目指した。決して腐ることなく、周囲に気を使う人柄は最後まで変わらず。晴れやかな笑顔が、努力を尽くした証だった。

 「つらいこと、良いこと、たくさんあった。この野球人生は本当に幸せだった。自分の中で、結果を出すためにやれることは全部やってきたと思ったので、本当にすっきりしてユニホームを脱ぐことができたかなと」

 最高の思い出は、16年目で初体験した21年のリーグ優勝。中でも、V争いの渦中の9月30日のロッテ戦で1―3の9回に益田から放った右越え逆転3ランを、通算204本塁打の中でも一番に挙げた。

 今後は未定ながら「オリックスに19年間お世話になったので、どういう形になるか分からないけど、力になりたい」と強調。本拠地最終戦の24日西武戦後の引退セレモニーで、ファンに最後の勇姿を見せる。(山添 晴治)

 ◇T―岡田(てぃーおかだ、本名・岡田貴弘=おかだ・たかひろ)1988年(昭63)2月9日生まれ、大阪府出身の36歳。履正社から05年高校生ドラフト1巡目でオリックス入団。10年に本塁打王とベストナイン、14年にゴールデングラブ賞獲得。21年は17本塁打、63打点で球団25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。1メートル87、100キロ。左投げ左打ち。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください