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「光る君へ」中宮・彰子の妹・藤原妍子は倉沢杏菜「まさか」大河初出演「VRおじさんの初恋」話題の19歳

スポニチアネックス / 2024年9月11日 12時6分

NHK「光る君へ」に藤原彰子の妹・藤原妍子役でレギュラー出演することが決まり、大河ドラマ初出演を果たす倉沢杏菜

 女優の倉沢杏菜(19)が放送中のNHK「光る君へ」(日曜後8・00)に中宮・藤原彰子(見上愛)の妹・藤原妍子(ふじわらのきよこ)役でレギュラー出演、大河ドラマ初出演を果たすことが11日、番組公式SNSで発表された。「大河ドラマは私の曾祖母と祖母が大好きでずっと一緒に見ていたので、そんな大河ドラマにまさか自分が出演させていただけるということが信じられません。凄くうれしいですし、身が引き締まる思いです」と感激している。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高由里子は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 大手芸能事務所「レプロエンタテインメント」が21~22年に開催した「レプロ30周年主役オーディション」を機に芸能界入りした倉沢。今年4~5月に放送されたNHK夜ドラ「VRおじさんの初恋」で主人公(野間口徹)のVRアバターを演じて話題になった。

 今回演じる藤原妍子は、藤原道長(柄本佑)と嫡妻・源倫子(黒木華)の次女で、彰子の妹。東宮・居貞親王(のちの三条天皇)(木村達成)の妃となるが、東宮がはるかに年長であることに不満を抱く。キラキラした贅沢な衣装や道具が好き。

 役柄について、倉沢は「派手好きで自由奔放な人物です。強く楽しく生きていそうですが、実は凄く孤独感や満たされない気持ちを抱えながら生きている方だと思いました。父である藤原道長が藤原家を繁栄させていった、いわゆる藤原家全盛期の最中で、その裏の苦悩を体現したような人物だと思います。孤独を感じたり、それを何かで埋めようとしたりする人間味あふれる姿が、人の心はいつの時代も変わらないのだなと気づかせてくれます」と共感も。

 大河デビューには「私の曾祖母と祖母が大好きでずっと一緒に見ていたので、そんな大河ドラマにまさか自分が出演させていただけるということが信じられません。凄くうれしいですし、身が引き締まる思いです」と驚きと喜び。「『光る君へ』は個人的にも凄く楽しく拝見していたので、その世界へ入れることが光栄です。至らないところもあると思いますが、精いっぱい頑張ります。よろしくお願いいたします!」と意気込んでいる。

 前日10日に役柄のみを先行発表し、後半を彩る新キャストを予告。注目が集まっていた。

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