あいみょん 「冷蔵庫の中には…」アンメット主題歌制作秘話「昔付き合っていた人に」

あいみょん

　シンガー・ソングライターのあいみょん(29)が、11日放送のTBSラジオ「パンサー向井の＃ふらっと」（月～木曜前8・30）に出演。フジテレビ・関西テレビ系ドラマ「アンメット　ある脳外科医の日記」の主題歌「会いに行くのに」の制作秘話を明かした。

　パーソナリティーを務めるお笑いトリオ「パンサー」の向井慧から「あれってどっちが先なんですか？ドラマがあってこれに合う曲を作ってくださいっていうオファーなんですか？」と尋ねられると、「基本的に書き下ろしはこれに合った曲を作ってくださいって言われ方はしないですけど、こういうドラマになるので主題歌よろしくお願いしますって言われて。台本をいただける場合があるんですよ、あと原作がある場合は原作を漫画だったりを読んで。特に細かい指示みたいなのはなくて」と回答。

　続けて同ドラマを視聴していたという向井は主題歌について「SNSでも話題になっていましたけど歌詞の『冷蔵庫の中には食べ損ねたラブレター』っていう出だしがまさにアンメットのなかでそれを想起させるようなシーンというか、冷蔵庫に残してあったヨーグルトがキーポイントだったりして、歌詞とすごいリンクしてるみたいに話題になっていたんですけどあれはどっちなんですか？」と質問。自身は「これは私もちょっと謎で“え、合わせてくれたんかな？”って。私漫画を最後まで読んでいなかったんですよ、完結していないので漫画は。台本もいただいたのは2冊くらいですよね。最後までどういう風になるのかは知らなかったので」。

　さらに、「私は『冷蔵庫の中には食べ損ねたラブレター』っていうのは自分の実体験やったので。(ドラマは)記憶がテーマじゃないですか、2月くらいにお話をいただいて作っていたのであの時期なると思い出す記憶ってあるなと思って」とした上で、「バレンタインデーが私めちゃめちゃ苦手で、昔付き合っていた人にチョコレートを作ったんですけど渡したのに冷蔵庫見たらずっと残っていてそれが続いて気が付いたらチョコレートが白くなっちゃったんですよ。それで冷蔵庫の中には食べ損ねたラブレターって(歌詞を決めた)。そこがリンクした」と明かした。