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ダルビッシュ 野茂英雄に並ぶ日米通算201勝! 5回7安打2失点、粘りの投球で114日ぶり白星

スポニチアネックス / 2024年9月11日 13時42分

マリナーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有(AP)

 ◇インターリーグ パドレス7ー3マリナーズ(2024年9月10日 シアトル)

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が10日(日本時間11日)、敵地でのマリナーズ戦に先発。5回7安打2失点で、日米通算200勝を達成した5月19日(同20日)のブレーブス戦以来、114日ぶり白星となる今季5勝目を手にした。日米通算は201勝となり、メジャー挑戦のパイオニア・野茂英雄と肩を並べた。

 序盤はマリナーズ打線に捕まった、初回、わずか5球で2死を取ったが、3番・ラリーに外角スイーパーを捉えられ、右翼席への先制弾を被弾。2回も先頭のレイリーにソロ本塁打を許し、2イニング連続でソロ本塁打を許した。

 立ち上がりこそ苦しんだが、尻上がりに調子を上げた。0-2の3回、タティスが右越えに15号逆転3ランを逆転に成功。援護を得て、ダルビッシュは確実にギアを一段階上げた。3回、先頭からの連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、ロドリゲスを見逃し三振。1打席目に本塁打を許したラリーは95マイル(約152.9キロ)直球で左飛、アロザレーナも95マイル直球で空振り三振に仕留めた。

 その後はスライダー、カーブ、シンカー、ツーシームなど多彩な変化球を効果的に配球し、相手打線に的を絞らせず。3-2の5回は2死からロブレスに中越え二塁打を許し、その後2死三塁と一打同点の局面を迎えたが、ロドリゲスを三ゴロに封じた。復帰2戦目ということもあり、球数は63球だったが、持ち味を存分に出し尽くして先発投手の責任投球回をまっとうした。

 5月29日(同30日)のマーリンズ戦に登板後、左足の股関節痛のため負傷者リスト(IL)入り。その後、「家族に関する個人的な事情」で7月に制限リスト入り。実戦復帰のために8月23日に負傷者リストに移行し、前回登板の今月4日(同5日)タイガース戦で、98日ぶりにメジャーのマウンドに帰ってきた。

 日米通算勝ち星で“レジェンド”の野茂英雄氏に並んだ。歴代トップは黒田博樹氏の203勝。調子を戻してきたダルビッシュにとっては、今季中に並ぶことも十分に視界に入る。試合前の時点でナ・リーグ西地区首位のドジャースとは5・5差だが、ワイルドカード争いではトップ。プレーオフに向け、頼れるベテランがチームの勝利を追い、自らの白星も積み上げる。

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